ピラティスについて

 

ピラティスとは?

 およそ100年前、ドイツ人のジョセフ・ピラティスによって開発された、ストレッチや筋肉強化のための動きのシステムです。

 ジョセフ・ピラティスは、自身が開発したメソッドについてこう語っています。
「身体を均一に鍛え、悪い姿勢を矯正し、身体の活力を取り戻し、精神を鼓舞し高揚させる。」
 ピラティスはまた、筋力、柔軟性、バランス、コーディネーション、身体に対する意識を高めます。
 しなやかな筋肉をつくりながら強化できるのが魅力的な点です。
 ピラティスのエクササイズには、マット、またはリフォーマーなど多彩なイクイップメント(器具)を用います。
 いずれも効果を得るためには、ピラティスの基本原則を正しくマスターする必要があります。

 

ピラティスで使う筋肉を意識する

 ピラティスは考えるエクササイズと言われています。
「今、ここの筋肉を動かしている」と意識することで、効果が高まります。
 ただ漠然とポーズを真似するだけでは、大きな効果は期待できません。
 自分が使っている筋肉をイメージし、ゆっくりと正確に、意識を集中させて自分の身体をコントロールしながら動いていくことが必要です。

 

 

身体のコア(パワーハウス)を意識する

 

 コアの筋肉とは「外内腹斜筋」「腹横筋」などのことで、これらの筋肉が弱くなると骨盤が正しい位置に保てなくなり、姿勢が悪くなったり、腰まわりがゆるんだり、身体全体にゆがみが生じてきます。

 コアの筋肉を上手に動かすには、おへそを背骨の方へゆっくりと引き込むイメージで、恥骨を上げてお腹をへこませます。

 ピラティスでは身体全体を一つとして考えます。

 例えば、脚を上げる時も、脚の筋肉だけだはなくコアの筋肉を意識します。

 身体のコアの筋肉から全身を動かすように意識しましょう。

 

呼吸筋の向上により、さらに、お腹まわりを意識していきます。